2011年7月アーカイブ

こんにちは。突然ですが、皆さんは「味噌煮込みうどん」はお好きですか?お好きな方も多いと思いますが、その味噌煮込みうどんに使われているお味噌は「八丁味噌」とよばれる味噌です。

先日、愛知県へ旅行に行きました。愛知県の岡崎市に「八丁味噌の郷」というところがあります。そこにある「カクキュー」さんという味噌屋さんに味噌工場の見学に行ってきました。

 

八丁みそ.JPG八丁みそ5.JPG 

 

 

 

 

カクキューさんは江戸時代から続く八丁味噌のお店。「八丁」とは徳川家康生誕の城、岡崎城から「八丁」あるから「八丁味噌」という名がついたといいます。

ここでは工場の中を見ることができます。

 

八丁みそ3.JPG蔵が立ち並び、味噌を漬けこむ樽が置かれています。

 

 

 

 

八丁みそ4.JPG史料館内。江戸時代のころの店先を再現したところ。

 

八丁みそ9.JPG

 

 

 

 豆を蒸した後、その豆を上に運ぶ職人のお人形。その後豆を発酵させます。すべて手作業です。これは江戸時代から昭和16年まで続けられたそうです。

こんにちは。山本雄次さんの作品がたくさん入荷しました!

麦波1.JPG

 

 

 

 

 

 

和室いっぱいに‥

どれも色鮮やかで、素晴らしい作品ばかり。

おひとりで生地から絵付けまでされているとは思えない

ボリュームです。 

 

右から二つ目の鯛の花生鯛2.JPG、裏側は‥ 

 

海老4.JPG

 

 

 

 

海老!です。なんとおめでたい作品なんでしょう。

 

 

 

 

 

 

海老2.JPG

 

細かいところまで一つ一つ描きこんであります。

この迫力をぜひ真近で見てもらいたいものです。

これからも、ここから色んな作品をご紹介しますね?。

 

 

 

 

 

 

こんにちは。このところ、涼しい日が続いていますね。ありがたいです!

例年なら今日から3日間清水焼団地の陶器祭りがあり、一年で一番お客様が来られる時でブログを書いているヒマがないほど忙しいのですが、今日は‥書けます。

陶器祭りは「清水焼の郷まつり」として10月にお引っ越ししました。長年、この時期になると準備から始まり、陶器祭の3日間をクライマックスとして私たちの中で大きなウェイトを占めていましたーが、それがなくなるとなんだか変な感じです。

 

さて、秋の「清水焼の郷まつり」<10月14日(金)?16日(日)>はこんなイベントが予定されています。

●大陶器市

●窯だし市‥窯から焼きあがったばかりの陶器を即売します。

●陶灯路‥14日と15日の日暮れから陶器でできた灯りがともります。

●狂言‥15日18時半から能楽師大蔵流狂言方茂山良暢氏の公演が開催されます。

他にもまだまだ楽しいことを準備中だそうなので、また決まり次第ご報告しますね。

それから、清水焼団地のマスコット「きよまろ」くんにも会えるかも。とても可愛いゆるキャラなんですよ。会ったら一緒に写真撮ってみてはどうでしょうか。

きよまろのブログはこちら→ 

こんにちは。ずっと祗園祭のことばかり書いてきましたが、今日は久しぶりにギャラリー内のことを書いてみたいと思います。

明り2.JPGこれはギャラリー内ですが、左上に注目してみてください。

ズームしてみます。明り4.JPG

 

 

 

これは和紙でできた照明です。

 

このギャラリーも建って18年になります。なのでこの照明も18年このままで使い続けていたら、とうとう補修しなくてはいけなくなりました。

そのためにはこの和紙をとって補修してもらわないといけません。

でも、その間裸電球というわけにもいかないので、代わりの照明を点けてもらいました。

 

 

明り.JPG代わりの照明も和紙です。なでしこの絵が描いてあります。これはこれで、やさしい雰囲気で素敵です。いつもの見慣れた空間がなんだか違う空間になったような錯覚におちいります。

 

 

                            

 明り2.JPG

 

 

 明り5.JPG同じ店内ですが、灯りが違うだけでも雰囲気が違いますね。

 

 

 

 

 

ここは立礼の照明です。ここも素敵ですね。

 明り7.JPG明り6.JPG

 

 

 

 

 

偶然ですが、世界一の快挙を遂げたのも「なでしこ」ジャパンでしたね。

このなでしこの灯りは補修が終わる8月いっぱいまで灯っていますよ。

 

 

こんにちは。今日も祗園祭のお話をしたいと思います。ギャラリーの洛中洛外図(陶板)には7つの鉾や山が描かれているのですが、その鉾が現在はどういう形なのか実際に見に行き、そして一つ一つの鉾のいわれなどを知るたびにとっても面白くてここで紹介せずにはいられなくなってしまいました。(皆様、もう少しおつきあいを)

そして山鉾巡行は終わりましたが(今年は、日曜日ですごい人出だったそうです)、祗園祭自体はまだ終わりではなく7月いっぱい続いています。このあと神幸祭や花傘巡行があり、31日の疫神社夏越祭で1ケ月続いた祗園祭は終わります。

 

さて、今日はこの船鉾をとりあげたいと思います。

 

船鉾.JPG

 

 

 

 

 

  

 

これがギャラリーにある洛中洛外図の船鉾です。

ギャラリーの陶板が見られるサイトはこちら→(右隻の右寄り中央に祗園祭の鉾が描かれています)下に車がついていて山鉾巡行にはこの車で動かすんですね。 その名の通り、船の形をした鉾です。

 

そして、実際の船鉾がこちら。

すごく豪華な船ですね。天井にまで装飾がほどこされているそうですよ。

 

 船鉾2.JPG

 

 

 

船鉾3 (2).JPG 

 

 

 

反対方向から写したのがこちら。鉾の先にいるのは鷁(げき)と呼ばれる想像上の瑞鳥だそう。船の横には見事な龍の模様の刺繍が。素晴らしいですね。

 

 

 

 

 

 

こんにちは。今日はいよいよ山鉾巡行ですね。今日もいいお天気(すぎる?)で沢山の人出があるんでしょうね。

私は今日はギャラリーにいるのでまた後でその様子を映像で見ようと思います。でも、目の前で生で見るのも迫力があるでしょうね。来年行けたら行ってみたいです。

さて、今日は昨日の続きを―。蟷螂山のことを昨日取り上げていましたが、偶然にもその夜、NHKで祗園祭の特集を見ていたら蟷螂山を取材していました。

それによると山鉾巡行の時は上のカマキリを動かすのに人が下に入って交代で4時間からくりを操作し続けるということでした。手作業ですよ!すごいですね。テレビでは特別動かしておられるのを見せてくれましたが、巡行でもぜひ見てみたいという思いにかられました。

とうろう鉾夜.JPGとうろう鉾.JPGそして、蟷螂山はその町の住人の方が少なくなって一時休み山になったけれど30年前に、新しく入ってきた住人の方々の尽力によって復活したということです。

 

しかもそれは109年ぶりに。復活された時の住人の方々のご苦労は相当なものだったでしょうね。でも、そのおかげで今私たちはこうやって珍しい蟷螂山を見ることができるし、そして洛中洛外図にまで描かれた歴史ある蟷螂山が後世へと続いていくのです。

でも、蟷螂山だけでなく、一つ一つの山に色んな歴史や物語があるんでしょうね。 しかもそれは何百年と続く物語なのです。

京都ってすごい町ですね。改めて今回そう思いました。

こんにちは。昨日のブログでは夜は人が多いから‥といいつつ昨日の夜、宵々山に行ってきました!

このブログでも何度かお伝えしていますが、ここ、ギャラリーのある清水焼団地の陶器まつりが例年では7月第4金土日なので祗園祭がちょうど、その内見会にあたります。

なので陶器まつりの準備でバタバタしていて祗園祭に行くという余裕がなかったのですが、今年はそれが秋になったので行ってみようという気になったのでした。

私自身、宵々山に行くのはなんと10?年ぶり。7時すぎに行ったのですが、とにかく人の多さにあらためてびっくり。翌日の新聞を見てみるとなんとこの宵々山は昨年に比べて16万人多かった(!)そうです。昨年は雨が降ったからだそう‥まあ、それだけ人が集まったということは祗園祭の準備された方にとっては嬉しいことでしょうね。

14日の朝に行ったときと昨夜の鉾の表情は全然違って見えました。その違いを今回見るのもとても興味深かったです。

長刀鉾2.JPG

 

朝の長刀鉾

長刀鉾夜2.JPG

夜の長刀鉾

 

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは。毎日本当に暑いですね?。皆さん、体調は大丈夫ですか?体に気をつけて、熱中症にならないようにしてくださいね。

京都は祗園祭の真っ最中。今日は宵々山です。ギャラリーには洛中洛外の陶板があります。こちら→(「洛中洛外図陶板を見る」をクリック→右隻の右寄り中央)

そこには、祗園祭の鉾が描いてあります。私は昨日の朝、その鉾を見に京都四条烏丸かいわいに行ってきました。夜は人がいっぱいだし、昼まは暑いし、ということで朝早く(といっても8時ころですが)出かけました。

私もずっと京都に住んでいるので祗園祭は山鉾巡行は一度、それから宵山など、夜に何度か行ったことがあります。でもそんなに鉾に注目してなかったように思います。雰囲気だけ味わっていたような‥。

でも、今回鉾をメインに見に行ってなんだかとても感動しました。いつも普通に買い物に来たりする四条通りに突如として大きな鉾が出現しているのです。京都の町がなんだか違う町になったような、時代が昔に戻ったような、映画の撮影場になったような、そんな不思議な感覚にとらわれました。

非日常が当たり前のようにそこにあってその横には普通にお家があったり、お店があったり‥、そして普通にたんたんとその鉾の横を出勤していく京都の人々が歩いていくのです。

 

DSC02269.JPG これは長刀鉾。大丸のちょっと西に行ったところに置かれています。長刀鉾は鉾先に長刀をつけているところからこういわれます。

 

 

 

 

わかります?これが長刀鉾の鉾先です。この先の角度は八坂神社と御所の方には向かないように南向きになっているということです。

 長刀鉾先.JPG

 

こんにちは。とうとう、梅雨明けしましたね。今年の夏は昨年と同じく暑くなりそうですが、日本中が節電モードに。うちわや扇子が大人気だそうです。今までもエコ対策をとうたわれてきましたが、今年は切実。皆で協力しないといけないけれど、熱中症にはならないようにだけ気をつけて下さいね。

 

今日は京都大丸に行ってきました。デパ地下では夏の涼しそうなお菓子などが沢山並んでいます。

 

笹屋伊織1.JPGこんなお菓子を買いました。笹屋伊織さんのお菓子で「涼の清風(りんご)」というリンゴゼリーです。金魚が浮かんでいます。冷たくひやして食べると美味しそう!金魚をくずすのがもったいないですね。

笹屋伊織2.JPGこれは同じシリーズの柚子味のゼリーです。

 

 

白く浮かんでいるのは、お魚の「鮎」だそうです。涼感たっぷりですね。

 

こんにちは。先日、広隆寺に行ってきました。京都は右京区の太泰というところにあります。この広隆寺の裏側に太秦映画村があります。

広隆寺は、平安京遷都以前に建立された京都最古のお寺で、聖徳太子が建立されたという日本七大寺のひとつです。

 

広隆寺.JPG広隆寺2.JPG

DSC02173.JPG 

 

 

 

 

 

 

 

ここは、ギャラリーにある洛中洛外図の陶板の中にも描かれています。

 

洛中洛外図5.JPG 

ちょっとわかりにくいかもしれませんが、右下の字は「うずまさ」と書かれています。

 

そして、どうやらこの三重の塔が広隆寺らしいのですが、現在の広隆寺には三重の塔など見当たりません。ちょっと調べてみたのですが500年前、これが描かれたころはあったらしいのです。

まあ、この広隆寺も建立されてから何度も火災にあって、そのたびに復興されてきているので変わるのも仕方ないかもしれませんね。