八丁味噌の郷

こんにちは。突然ですが、皆さんは「味噌煮込みうどん」はお好きですか?お好きな方も多いと思いますが、その味噌煮込みうどんに使われているお味噌は「八丁味噌」とよばれる味噌です。

先日、愛知県へ旅行に行きました。愛知県の岡崎市に「八丁味噌の郷」というところがあります。そこにある「カクキュー」さんという味噌屋さんに味噌工場の見学に行ってきました。

 

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カクキューさんは江戸時代から続く八丁味噌のお店。「八丁」とは徳川家康生誕の城、岡崎城から「八丁」あるから「八丁味噌」という名がついたといいます。

ここでは工場の中を見ることができます。

 

八丁みそ3.JPG蔵が立ち並び、味噌を漬けこむ樽が置かれています。

 

 

 

 

八丁みそ4.JPG史料館内。江戸時代のころの店先を再現したところ。

 

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 豆を蒸した後、その豆を上に運ぶ職人のお人形。その後豆を発酵させます。すべて手作業です。これは江戸時代から昭和16年まで続けられたそうです。

八丁みそ6.JPG人が何人も入れそうな桶。大豆を寝かせるのに使う杉の桶です。

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倉庫内。その桶はなんと、今までずっと変わらず使われているのです。こんな桶が倉庫にずら?っと並んでいます。ここで二夏二冬寝かすそうです。

 

上に乗せているのは昔、川から拾ってきた石。江戸時代から使っているものもあるそう。味噌づくりの工程のほとんどは今は機械化されていますが、この杉桶を使うところと、石を手作業で乗せていくところは昔から変わらないそうです。

全部で40分くらいの見学でしたが、とても面白かったです。この桶が置いてある倉庫では味噌のいい匂いが漂ってきました。この後、試食もあるし、お腹のすいた方は八丁味噌を使ったメニューのある食堂で食べることもできます。(お土産もありました)

 

私も そこで食べた豆腐田楽がとても美味しかったので、田楽味噌を買ってきました。

そしてそのままお豆腐にかけてみました。甘くて美味しかったです。今はお豆腐といえば冷ややっこばかり食べていましたが、こんな風にしても目先が変わって美味しいです。

 豆腐田楽2.JPG

使っているうつわは清水美奈子さんの「なごみ」という鉢です。よく使っているので貫入が入って、うつわに味が出てきました。

 

「八丁味噌の郷」はとても興味深く、面白かったです。愛知に行かれたら寄ってみられてはどうでしょうか。

 

そして、ここ京都、山科は「清水焼の郷」。

京都はたくさんの観光客の方が来られる地。いつも迎える立場ですが、たまに旅行に行くと訪れる方の立場になるので、色々と勉強になります。「清水焼の郷」にもお越しくださいね?。

 

 

 

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