京焼でつくる洛中洛外図の世界

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洛中洛外図陶板を見る

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陶板で国宝・洛中洛外図屏風(上杉本)を再現

ギャラリー洛中洛外は、京焼の技術を駆使し、洛中洛外図屏風(上杉本)を48枚の陶板にて再現いたしました。
京焼といえば、繊細で華やかな色絵で知られていますが、その伝統に育まれ、今に伝わる絵付技術を余すことなく“洛中洛外図陶板”で表現しています。
陶板自体は厚さ2ミリ程で非常に繊細なつくりになっています。
製作は、華やかな器づくりで定評の有る土渕陶あん窯(どぶちとうあんがま)です。
片側24枚からなる陶板で構成された実物大の大画面ですので、その迫力をお楽しみ下さい。

ギャラリー洛中洛外のご紹介

 


洛中洛外図屏風(上杉本)とは

上杉本は、平成七年に国宝の指定を受け、現在は米沢市の所有になっている屏風絵で、紙本金地著色の六曲一双の本間屏風仕立て、寸法は両隻ともに高さ160・5センチ、横323・5センチです。
上杉家の什物目録や古記録などから、天正二年(一五七四)に織田信長が狩野永徳に描かせて上杉謙信に贈ったものと伝える品です。
それによれば「源氏物語図屏風」一双も共に納められたそうです。
洛中洛外図の現存作品では歴博甲本(町田本)が最も古く、上杉本はその次あたりになります。
大画面の風俗を描く金碧画は、室町時代後期に発展し、いわゆる桃山の美として結実しました。
右隻は鴨川と東山方面を西側からした景観です。
御所を左端に、東山の名所の 数々と祇園祭が主題の一つ。
左隻は、西山方面を東方から眺望する構図で、花の御所(公方邸)や足利将軍家の氏寺相国寺、それに細川邸や松永邸など公武の屋敷と市中の家並み、嵯峨野・高尾・北山・鞍馬などが配されています。
両隻ともに京の東西の通りを順勝手(右上か左下へ斜めに表現)に描かれています。
現在に残る名所の数々も見所ではありますが、それと共に描かれた2485人にもおよぶ当時の人々の様々な表情、生活ぶりも大きな見所です。

 

洛中洛外図 寸法
縦 約1m60cm
横 約3m52cm
描写総人数
2,485人
内、男性1,968人
女性354人
幼児125人
不明38人

参考図書
図説 上杉本 「洛中洛外図屏風」を見る著者
小澤 弘・川嶋 将生
河出書房新社発行