2016年8月アーカイブ

皆さん、こんにちはconfident

暑い、暑いといいながらもう8月も後半‥季節は確実に秋にむかっています。。

もう少しの辛抱で涼しく爽やかな秋がやってきます!

 

ということで、ギャラリー洛中洛外も夏から秋のディスプレーに変えました♪

2016秋1.JPG

 

 

 

 

 

 

 

  

 秋のうつわの数々‥

2016秋2.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

秋の抹茶碗、

2016秋3.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

木村宜正さんの作品(箸置は除きます)

秋の雰囲気を一気に高めてくれる

上質で渋い作品の数々‥

2016秋4.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな中、テーブルは夏 wave

2016夏テーブル☆.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まさに、夏の名残といった風情でしょうか‥

 

って、まだテーブルを変えられてないだけなんですけどsweat01

 

早く変えますね~

変えたらまたアップしますcoldsweats01

 

皆さん、こんにちはwink

お盆休みも終わり、普段通りの生活に戻りましたね~

 

さて、昨日の京都新聞の朝刊でこんな記事を見つけました。

新聞ふごおろし1☆.JPG

 

京都では8月第3土日あたりに「地蔵盆」という行事があります。

「地蔵盆」とは町内に祀られている子どもの守り神である「お地蔵さん」をおまつりし、子ども向けの楽しいイベントが色々と行われる行事のことです。

京都生れの(今も京都ですけど)私が覚えているのは3日ほどの日程で行われ、数珠回し(大きな数珠を念仏を唱えながら皆で回す)婦警さんによる交通安全の人形劇、紙芝居、おやつ配布、夜は映画会、盆踊り‥今より娯楽の少なかった時代の子どもたちにとっては夢のような3日間だったと記憶しています。

家に帰るのはご飯の時と浴衣に着替える時くらいでほとんど地蔵盆会場である公園に入り浸っていました。

今思うと、あの時色んなイベントを3日間も(!)準備し、開催してくれた大人たちがどんなに大変だったか、大人になった今、感謝の気持ちでいっぱいです。

地域の子どもたちを大切にしていてくれたんだなあ~と改めて思います。

 

さて、その「地蔵盆」の中で印象的だったのは、この新聞記事である「ふごおろし」(そういう名前というのは後に知りました)。

私の町内では夏休みに毎朝ラジオ体操が行われていたのですが、それにどれだけ参加したか出席のスタンプの数で景品をもらえるのです。

それがこの「ふごおろし」でふご(籠)に景品が入れられて降りてくるのです。

うちの町内は公園でしていたため、裏山の木の枝にロープをくくりつけ、そこから大人がふご(籠)を下ろします。

そして下で待っている子どもたちにその景品が渡されるというわけです。その時は子ども心にも上から降りてくる(!)景品が誰にあたるのか、中身は何なのか、ワクワク感が半端なかったように思います。

新聞ふこおろし2.JPG

なぜ上から降りてくるのか、その時は全く不思議に思いませんでした。

後に同じ京都市内の人たちにこのような「ふごおろし」があったか聞いてみると知らない人が多く、不思議に思っていましたが、この写真のように今でも続けられているのは東山区今熊野学区、まさに私の出身地。。ちなみに地蔵盆開催率が最も高いのはこの東山区だそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ところで、なぜこの「ふごおろし」を取り上げたかといいますと

 

当店ギャラリー洛中洛外に展示している

「洛中洛外図」にその「ふごおろし」の絵があるからです。

ふごおろし3.JPG

 

これは鞍馬寺の名産の火打ち石を参詣人相手にこのふご(籠)に入れて販売していた様子を描いたものです。

おそらく、地蔵盆の「ふごおろし」はここに由来すると思われます。(諸説あり)

500年前に行われていたことが名前はそのままに今に伝わっていることが本当に驚きですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふごおろし2.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   

この記事によると東山区役所では21日(日)「地蔵盆に親しむ会」を開催するそうです。興味のある方は行ってみられてはいかがでしょうか?

ふごおろしも見られるようですよ。

「地蔵盆に親しむ会」

午前の部(10時~)                                             地蔵信仰の歴史紹介・六道珍皇寺見学

午後の部(14時~)                                             紙芝居・数珠回し・お地蔵さんのお化粧・ふごおろし

午後の部は300円が必要で、要予約。東山区役所(075-561-9105)

 

私も見てみたいなあ‥「ふごおろし」久しぶりに。。

 

 

 

 

 

皆さん、こんにちはwink

お盆最終日、いかがお過ごしですか?

帰省先から帰ってこられる方も多いでしょう。

私も昨日一昨日と夫の実家、丹後へ帰っていました。

丹後松島.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

車で行く途中通るスポット「丹後松島」です。

天気も良く、海もきれいでした。

いつもこの海を見ると気持ちが晴れ晴れします。

川.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実家から歩いてすぐのところに川もあります。

丹後は京都市内より2.3度涼しい気がします。

お墓参りをして、一泊して帰ってきました。

 

ちなみに‥ギャラリー洛中洛外はお盆も休まず(スタッフ交代で)営業しております。

涼しげな器も沢山置いております。

帰省の帰りにでもお立ち寄り下さいませ。お待ちしておりますconfident

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皆さん、こんにちは☆

毎日暑いですが、、お元気ですか?

リオオリンピックも始まり、テレビの前で熱い応援をされているのではないでしょうか?

金だ、銅だ、なんて言ってますが、私はオリンピックに出るだけすごいshineと選手の皆さんをただただ尊敬するばかりです‥

とはいえ、やっぱりがんばってほしいですね(どっち?coldsweats01

 

さて、ギャラリー洛中洛外はお盆も休まず、営業しております。暑い中ですが、京都に来られたら、ぜひお立ち寄り下さいね~

 

ところで、

ここギャラリー洛中洛外には和室がありまして、床の間があり、掛け軸がかかっております。掛け軸

今かかっているのは「福運招来」(ふくうんしょうらい)

という縁起のよい掛け軸なんですがー

 

 

 

ずっと同じものを掛けているのでたまには他のものを、と昔からあるものを見てみることにしました。

これは実は祖父の家にあったものです。私もはじめて見るものばかりです。

 

掛軸箱.JPG

 

中を開けてみると‥

色々出てきました。

 

 

 

広げてみます。

 

これは「笑う門には福来る」というおなじみのことわざを掛け軸にしたもの

笑う門には.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから、これも「人間万事西翁が馬」ということわざが書かれたもの。

馬の絵も描いてあります。午年に掛けると良いかも。

 

人間万事.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

商い益々.JPG

これは「春夏冬二枡五合」とあります。

どういう意味なんでしょう‥?

調べてみると

 

 

 

 

 

 

 

「秋」がないので「あきない=商い」

「二枡=ますます=益々」

「 五合=半枡=繁盛」

つまり「商いが益々繁盛しますように」

ばんざ~い、ばんざ~い!‥

という意味だそうですcoldsweats01

こういうものを江戸時代からある「判じ物」というそうです。

面白いですね。

 

弄花香満衣.JPG

そして、これは「弄花香満衣春」(花を弄すれば香衣に満つ)と書かれてあり、

意味は「道に咲く花の美しさに惹かれ触れてみれば、その花の香りが衣に移っていつまでも楽しめる」といったものだそうです。風流ですね。

唐の時代の詩人干良史という人が書いた詩です。

 

 

 

 

 

 

 

他にもいくつかありましたが

今回はこれにしました。

山水.JPG

 

 

山水 掛軸.JPG

山水の掛け軸です。

今の季節に涼しげだと思いまして。

 

いかがでしょうか?

 

 

 

 

 

しかし、掛け軸も奥が深く、一つ一つに色んな意味が込められているのだなあ‥と改めて思いました。

楽しいですね♪ もっと色々と見たくなりました 。

 

またギャラリーに来られた際は掛け軸も見て下さいね♡