うつわについて思ったこと。

皆さん、こんにちは。

今日はギャラリー内のディスプレーを新春から春の装いに変えました。

うつわだけでも春にしてみると、何だか本当に春の季節が来たようで少し嬉しくなってしまいました。

桜☆2.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

ところで、ここギャラリー洛中洛外でもう15年ほど働いている私ですが、毎日の生活の中でも使っているうつわはほぼ京焼で、自分でコツコツためてきたものを使っています。

ギャラリーの作家さんのものもいくつか使っています。見ているだけより、使うことによってより身近に感じ、お客様にも実感を持っておすすめできます。

家で食事をするのは主に朝と夜ですが、気に入ったうつわで食事が出来る喜びを日々感じています。

おおげさだとお思いでしょうが‥

 

そんな当たり前のことができない出来事が昨年の暮れに起こりました。

急な体調不良から入院生活を余儀なくされたのです。

今は元気になり、前と変わりない生活を送っています(ご心配なく)。

 

ただ、10日間に及ぶ入院生活中、食事がとりわけ味気ないものでした。

一人で病室で食べるということもさることながら、食器が全てプラスチック製(メラミン)だったんです。

もちろん、病院で使われる食器としてそれが当然で、陶器なんて使えないことはわかりますが‥現実に体験してみると結構な違和感がありました。

 

ただ、その中で唯一救いとなったのは持って行った京焼のマグカップ!

お茶を入れたり、食後のコーヒーや紅茶を飲む時に大活躍でした。

人の手で作られたモノがこんなにも人の気持ちを和ませるなんて、初めて心から実感しました。

人の体温に近いというか本当に暖かい空気が周りに漂っているようなそんなことを感じました。

 

もちろん、病院の食事は栄養的にもバランスが取れているし、味も結構美味しかったと思います。でも‥やっぱり食事ってうつわも本当に大事なんだなあと身を持って知りました。

 

病院メニュー.JPG

 

 

 

  

 

 

 

 

ある日の病院メニュー。この日はちらし寿司でした。(結構美味しそうでしょ)

中央奥が京焼の桜のマグカップ!このうつわにどれだけ慰められたか‥

今もこのマグカップを使うと入院生活のことを思い出します。。

健気にがんばってくれたこのマグカップをこれからも大切にしていこうと思っています。 

 

コメントする