皆さん、こんにちは。ギャラリー洛中洛外ブログ担当のKです。
すっかり秋になりましたね?。
秋といえば、もうすぐ十五夜ですね。
今日はそれにちなんでたのしいうつわをご紹介します。
これはそば猪口。何の絵が描かれているのかといいますとー
お月さまを眺める女性。
その次の絵はこのようになっています。
月に向かって行く御輿の一行。
ここらで何のお話かお気づきでしょう‥
そう、これは
「かぐや姫」のお話の絵が描かれているのです。
神輿の絵から右周りに見ていきますとー
初めは竹の絵。
次の絵はー
おじいさんが竹を切ったら中から可愛い女の赤ちゃんが出てきた場面
そして、次の絵はその赤ちゃんがおじいさんとおばあさんにかぐや姫と名付けられ大切に育てられてすくすくと育つ場面です。
赤ちゃんも女の子もにこにこ笑っているのがほのぼのとさせられますね?
そして、大人になったかぐや姫はあちこちから求婚されるようになりますが、 無理難題を言って退け、最後にはお迎えが来て月に帰っていくというお話。
この絵はかぐや姫が自分の故郷、月を眺めている場面だったんですね。
小さい作品ですがここに一つのお話が入っていてとっても楽しいうつわです。何度見ても見飽きることがありません。
<内田 裕子作 竹からそば猪口>詳細は→ギャラリー洛中洛外HP
さて、明日、ギャラリー洛中洛外のHPのコーナー作家紹介のインタビューに同行させてもらうことになりました。
その作家さんとは、おりしもこのそば猪口の作者内田裕子さんです。楽しくて見ていてほのぼのとさせられる温かい作品がどのように生み出されるのかー。
内田さんの工房に初めてお邪魔するのでとっても楽しみです。
その同行紀はまた後日。お楽しみに‥
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